酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

旬眞庵 喜楽長の宴ぱあと1

朝市のお馴染みのお客さんAさんご夫妻は、15年位前からご自分でお酒の会をされています。お酒を語るときのお二人の表情がものすごく美味しそうで嬉しそうで・・・・そんな笑顔が大好きやったんです。今までからも、お酒の会の趣旨やおしながきをお持ちになり、それにあうお酒をよく選びにご来店くださってましたんや。

そして今回、喜楽長の宴をされるという事で私も初参加して参りました。喜多社長も

北白川の・・・・仰々しい看板は一切かかっていないので通り過ぎてしまいそうな・・・でも一歩中に入ると、なんとも風情のあるたたずまい。お庭も美しい。人に知らせたくないような居心地のよい素敵な空間でした。

書きたい事が一杯あって心はるんるんのパニック状態ですが感じ入った事をひとつ。

お酒の会によくあることですが、半ばを過ぎるとついつい、お料理が来ているにもかかわらず話に花が咲いてしまってお料理が冷めて可愛そうになっていることがありますが、ここのお客さん、話しながらもお料理が運ばれてくると、皆ちゃんと席に戻り美味しい心づくしのお料理を頂く・・・・・という流れがごくごく自然にできていたのが新鮮な驚きでした。きっと主催者側と店側とお客さん・・招く側と招かれる側の優しい信頼関係が整えられているゆえのことと感心しました。Aさんのお人柄もなんやろうな。初参加の私でしたが、最初は緊張していたものの、美味しいお料理とお酒ですっかり気分も和らぎ、時を忘れて歓談しました。
一つ一つ、丁寧に造られています。美味しい・・・・

追伸・・・ここのお皿も魅力的でした。
     特に徳利はどれもこれもお酒をますます美味しくしてくれる逸品でした。続く・・・