酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

観月会 ぱあと2

宴の続きです。

焼き物 かます酒盗焼き まこも竹素焼 焼き栗きんとん これも初もん、抹茶が入っていてわすれられない味でした。

試食会のあと 追加されることになったのが

松茸と新秋刀魚の比叡湯葉包み揚げ

これには 特別本醸造 熱燗 浅見君です。

徳利から注がれたこのお燗は かなり人気ものでした。

喜楽長 +14度は あえてぬる燗。単体でのまはったときやったお客さんが 料理と合せたら 。肴はほんまに大事やと思います。

さらに牛頬肉柔煮。玉蜀黍麩や 蕪 赤蒟蒻 揚げ銀杏が添えられています。 京都の超有名料理店にも 足しげく通われているお客さん こっちの方が美味しい~~!と言うてはりました

様々なお酒がでたところで 古酒。アゾラは2010年すこ~~~し冷 喜楽長は1996年45度ぬる燗。低温熟成 常温熟成のそれぞれの魅力を楽しんで頂きました。

きぬがさ茸蟹詰の酢の物に 愛おしの純米大吟醸を冷やして・・・そして ご飯 香物 秋の水物


最後に松瀬さんがおっしゃってましたように これだけグラスを沢山使いこなし 微妙な温度設定と共にださはる会は まずないのと違うやろか?

色々な楽しいお話しも聞かせて頂きながら 時間が過ぎていきました。聞いてた元気な女将さん ほんまにすごいです。一度きりしかない人生やん。楽しい行かな。とにかく私は仕事が大好きやねんと いうてはったのが心に残りました。伺うと 病とも戦いながら でも元気な今があるのやとか。

由子女将さんの 〆の挨拶も この会にむけての心意気とおもてなしの気持ちが伝わり じ~んと来ました。由子女将さん おおお疲れさんでした。素晴しい会やったと思います。