酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

石山寺 源氏物語千年紀

3月から行われているイベント 源氏物語千年紀in古都大津の重要な舞台石山寺に行ってまいりました。3月の朝市は源氏特集をさせて頂いてもいたので、一回行っとかなと思っていましたので。

スタッフの方が地元の方らしく、素朴でいい感じ。

それにしても大掛かりに、いろんなことをしてはんのやなあ。

いつもながらに重厚で迫力があって、歴史の重みと深みを感じさせる石山寺山門
普段見ることのできない、蜜蔵院や世尊院が今回公開されました。なんとも風情のあるたたずまい。お庭もよろしなあ。
紫式部がここで十五夜を見ていて、物語が閃いたという月見亭。昼間も瀬田川が見下ろせてそれはええ眺めでしたが、十五夜の月を見ながら・・・はさぞかしおつなものやったやろなあ。

この機会にちょっと源氏物語をかじらせてもらいましたが、あまりにもどろどろしていてあらら・・・と思う反面、偉大な多くの文学者がこの大作に取り組んだということも、また、能や歌舞伎の題材に取り上げられているということも。そして千年もの間語り継がれて来たということにも興味が沸きます。

今日16日はあの左鴻師匠が 能楽堂で囃子堂を演じはりますが、やはり千年紀にちなんで今回は源氏ワールドやそうです。京都ではおりしも大文字の送り火。いろんなことが絡み合って、あっちゃこっちゃからもののけが現れそうや。