酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

堆肥つくり

先日ヨガの先生に堆肥つくりを教えていただきました。7月に講演を聴きに行った橋本力男先生の25年にわたる研究により開発された優れものの堆肥つくりです。NPKのバランスを取り、繊維質を基本にたんぱく質を取り入れ、光と水と空気の自然を十分に活用して熟成させるのです。私も無化学肥料無農薬で生ごみも土に返しながら畑をしていますが、ちゃんと完熟させていないので、ぜひともちゃんと勉強しておきたかったのでした。

橋本先生の哲学は・・野菜など作物の病気は、つまるところ土が健康でないことから起きることがわかりました。完熟した堆肥は健康な土を作ります。そしてそこで育てられた作物は健康で、しかもおいしいものになります。・・お酒と一緒や。

発酵と腐敗は全く違うんです。上手に発酵させた堆肥は嫌な匂いはしません。
草、落ち葉、畜糞、おから等を適切にブレンドすることによって、良い堆肥ができます。人間も健康にいきるためには様々な食品を食べる必要がありますよね。同じなんです。

・・・さて、もみがらと米ぬかと落ち葉と珪藻土(土壁!)を絶妙の配合比率で混ぜて配合して、水分の調整・保温・保湿・切り返しをしていきます・・・・・ますますお酒と一緒や!珪藻土は大変貴重ですが、ヨガの先生宅は仰木なのでラッキー!橋本先生もうらやむええ珪藻土。これを混ぜた後、衣装ケースを使ったオリジナル堆肥つくりケースを作リました。珪藻土により私らは埃まみれ。マスクを持ってきたらよかったなあといいながらも貴重な珪藻土に感謝。

さてこれから切り返しなどの作業により土が発酵して60度を超える発酵状態になるのやそうです・・・・楽しみや。この後はいろいろ先生にお任せですみません。

この作業の前にヨガをして そして頂いたお昼ご飯の美味しいこと!

特にすくな南瓜という長い形の南瓜は橋本先生の土が生きていて、蒸すだけで甘い旨い!モロヘイヤのスープも黒豆ご飯もゴーヤの胡麻和えも・・仰木の郷土料理 鶏飯(かしわめし)・・体も心も喜ぶ時間。
・・・こんなおいしいお野菜ができるなんて、ますますやる気が沸いてきます