酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉

えらいこっちゃ!仰山あるときいていた・・なので通のお客さんには必ずといっていいほどお奨めしていた山廃純米吟醸 中汲みが・・・・ない!そうなんです。これはうちにも責任がありまして、よしのぼりラベルにしてもろて、大量に出荷させてもろたんです。なんか不老泉ふぁんに申し訳ないきもちです。でもむっちゃむっちゃ喜んでくれはりました。

山天と呼んでいます、そま天の山廃バージョンのうすにごりも赤信号。赤ラベルも赤信号。みな黄から赤に移行しています。ほんまにえらいこっちゃ!

いつも一升瓶をお買い上げになり、嫁さんとじっくりお楽しみになり、その正直な感想メールをくださるNさんからも豊かな楽しい表現語をいただきました。

とあるお酒をおすすめしたところ・・・・

あえて希望を言うならば、萩乃露渡船の長い名前と同じですが、
不老泉のように飲んだ後の、もわっとした胸の熱さがほしいという感じでした。
(飲んだ後のノドごしのコサ、ジワッとくる熱さがありません)
Nさん以前もこの言葉をつかわはりました。もわっ・・・・・て感じ何かわからへんけど
でもようわかります。

不老泉山廃にしか出せないこの感じもわっ・・・・がある限り、いったん品切れを起こしてしばらくご無沙汰の間、違うお酒を飲まれるとは思いますが、お客さんは出荷を待つお酒の味が乗ったとき、必ずや戻ってきてくれはると思います。

績さんいわく、ちょっと酸っぱさが強いかな・・・後口がちょっと水っぽいかな?とかんじたとき、そのお酒は若いと評価し、酸っぱさがまろやかさやコクに変わり、水っぽさが余韻のある旨味に変わったとき自信を持ってお奨めできるまさに旬をむかえることになるそうな。

小川酒店では急いでこれらの稀有なお酒を裏へ隠しました。でもほしいお客さんにはやっぱり売らせていただきとう思いますので、こっそりおっしゃってくださいね。わずかになってきましたけど少しはあります。そしてこれがなくなったらごめんなさいです。