酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

上原酒造初のみきり

行ってまいりました!

伺った時には超満員で、しばらく待機していました。年々このお蔵の人気は高まるばかり。

おやっさんもものすごく、お元気そうな様子・・・腕なんか黒光りして惚れ惚れしました。
江戸の姉御とツーショット。今年は若者も多かったな。いっぱいのことを感じてきましたが、まず渡船。この火いれもん19BYが、まだまだ若く今は変に優等生になっていまして・・・・・あれ渡ってこんな味やったっけ?これは火入れでありながら-2度での冷蔵管理なので熟成もじっくりゆっくり。そうしたらおやっさんが、常温放置していた渡船を持ってきてくれはりました。まったく違う味わい。冷蔵のほうは今は硬うてよう売れへんけど、常温の方は味が乗っていておいしい!がしかし、績さんや藤井君は、香りが・・・なのでやっぱり丁寧に冷蔵で熟成させるべきやと・・・・私はその香りは気にならず、それよりなにもマイナス2度にせんでも・・・というのが正直な気持ち。おやっさんによると今日こられた大勢のお客さんも常温を気に入いっておられたそうな。

中ぐみ、山天、雄町・・・は、今どれも品切れ中!そして熟成待ちの20BYをきかせていただくと、ええ感じや・・・最高の状態をしらなんだら、もう出そうっという感じやけど完璧に味のりした味わいを知ってしまうと、あとちょっとや・・・って感じ。

前者の常温の火入れ 渡船も同じく最高の状態を知ってしまうと・・・という微妙な世界。どんなに時間がかかってもこの味を香りを守りたいという職人魂・・・。やっぱりここはほんまもんや。

おやっさんやワインから入ったお客さんやら懐かしい皆々様とお話しながら楽しい時間は瞬く間に過ぎて行きました。ありがとうございました。沢山のはてなも引きずりましたが、おだおだやだだやかれーやらの話で大笑いしながら・・・・むっちゃ充実した楽しい一日でした。ありがとうございました。