酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

里山みらいじゅく

今回里山みらいじゅくで、絵本作家 長野ヒデ子さん担当となり、長野ヒデ子さんという人をちょっとだけ深く知ることができました。

今エッセイも読んでいるのですが、感動に打ちひしがれています。瀬戸内海で育ったヒデ子さん。「海で泳ぐことは海に抱っこしてもらう気分、海がおだやかに笑ってくれている。改めて自分は海とつながり海から絵本が生まれてくるように感じる・・」私にとっての琵琶湖そのものを海で表現してくれはりました。

そして共感することがとてもとても多い人でした。有本利夫さんの奥さんとお友達だったり・・・長年使い続けているフライパンへの眼差しとか・・それに良く書かれているのですが ぼ~っとしてはるみたいなんです

ヒデ子さんのことばには うきうきする人生賛歌のようなリズムがあるので、このところ(決して うまくはできていませんが)お酒のお客さんに返すメールにも 独り言にもリズムを作っている自分がいます。これも棚から牡丹餅。 

そんなこんなでこのイベントのおかげで貴重な人儲けをさせてもらいました。

・・・先日の地酒の祭典。思わず竹生島のブースに私は入らせてもらいまして、後不老泉のブースにいてはった姉御やらと話をしていたんです。これからこんな形で ファンにスタッフに入ってもらって、その人はそのお蔵のお酒をできる範囲ですが、知って味わってそして本番に臨むんです。・・そんなんどやろ?いつも愛飲しているお酒を深く知るきっかけになるんとちゃいますやろか?

そしてもうすでに人気爆発の蔵はいわずもがな、どちらかというと認知度が低かったりするお蔵も 日本酒好きの人ってけったいなおもろい人が多いので、逆に必死で関わって頂くことによって そのお蔵そのものが 良いように変わっていけたらもっとすごいなあ・・なんて夢は膨らみます。

もちろん言うは易し行なうは難し・・・いろいろな問題もはらんでいますので、とりあえず盛り上がった提案どす。