酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

おやっさん&お燗

天に昇る嬉しい事がありました。不老泉のおやっさんがご来店!これで3回め?かな。

むっちゃお元気そうで、私は嬉しゅうて嬉しゅうて、顔が緩みまくっていたと思います。

不老泉の会をかむなびさんで体験したとこやったので、いろいろお話させてもらいましたら
おやっさんが京都で不老泉の会をしたときは一番の人気が参年熟成 赤ラベルのおもしろいことに31度のお燗やったらしいです。しかもうちでもかむなびさんでも拍手喝さいの嵐やった雄町はここでは不人気やったとか・・・そして、この厳しい時代に 増石しはるそうです・・・しかもほんの1割というところがええわ。これが急に大きくしはったらあかんと思うし・・・ぼちぼちがええな。時代がじっくりゆっくり・・ほんまもんの不老泉を求めてきているのやと思います。

かむなびさんでの面白い不老泉のお燗の話題としては 若さゆえ おいしい渡船も、お燗は酸が際立って難しかったのですが、蕪寿司のような酸が利いている肴とあわせるとこれはこれで 不思議な素敵なまりあーじゅに・・・

お燗向きとおもっていたそまの天狗は、わりあいお燗幅は広くはなく いったん40度に上げてそれから35度くらいに冷ますそれがベストやったと・・・ブラジャーやないですが 不老泉は寄せてあげるのではなく 上げて下げるお燗が妙においしいみたいです。

木桶はなんでかお燗より冷がおいしいみたいです。姉御もそのすぐ後ほんまの入れ違いにきてくれはりまして、何で・・・・??と根掘り葉掘り尋ねたら「わからん・・勘や・・!!!」と。なるほどなるへそ。

黒光りしたおやっさんと茹卵みたいにつるんつるんの姉御の
モノトーンのお二人のご来店で私はるんるんの幸せな一日でした。かむなびさんにてお燗をつける姉御。奥にちらりと見えるはマック次郎さん。上にみえる枝は藤井君からの贈り物。もちろん朽木産・・・・