酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

雪見の宴 続編

そして真魚鰹のみそ漬けに十旭日 純米吟醸生酒 19BY。実はAさんたちはつい先日、島根県のこのお蔵まで旅行をかねていかはったんです。アポ無しやったにもかかわらず
鞍馬ん口のPちゃんやら いろんなご縁がつながりまして、話が盛り上がり 3時間あまりもいはったんやて・・・・そこで選んで来はったお酒なんで 思いもひとしお・・・私もPちゃんを思い浮かべながらいただきました。福岡の料理長さんも絶賛でした。そして 炊き合わせ(かしわだん子など)に、不老泉雄町純米吟醸 むろか生 20BY。待ってました!このお酒は百人一首でいう私のおはこのようなもので、これならお燗も自信満々。ちゅうてもこのお燗 簡単なんです。55度まであげるということだけ守ったら、後は冷めていく様もすんばらしい・・・笑って楽しめます。案の定 皆さん大喜びでした。満足満足心地よくお酒が無くなっていったので、料理人である中野先生が秘蔵のお酒をもってきてくれはりました。松の司と磯自慢・・・・どっちも 美味しい
どのお料理も滋味あふれるすばらしいお味で 器にも惚れ惚れ・・・〆の蟹雑炊も ゼリーも最後まで堪能しました。ご一緒した中のお二人は ここのお料理教室に通ってはるので、そんな話も伺うことができました。この日は小雨でしたが、今頃ここのお庭は美しい雪景色となってることでしょう・・・そんなことを思い浮かべつつ・・・・・

なが~く すばらしいお酒の会を続けておられるAさんですが、その積み重ねの深みを今回しみじみと感じました。今回、お顔は存じあげていたものの初めてゆっくりお話させていただいた方がおられ・・・その人のお酒の見方感じ方がちょっと感動でした。ほんまにこの会は常連さん・・しかもそれぞれに何かもってはる素敵な方が多いです。いろいろな方にお出会いするのもよいですが こうやって年に何回かお馴染さんとお会いして お酒とお料理を楽しむのもおつなものではないやろか・・・まだ私は 常連さんではなく初心者ですが・・・できればまた、この素敵な会に旬眞庵さんに伺いたいです。ありがとうございました。