酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大治郎

少し前の話になりますが お客さんと大治郎のお蔵に伺いましたんや。
大治郎さんが杜氏にならはって二造り目。ますます落ち着いてきはったような気がします。ここのお蔵はほんまにいつも美しく片付けられています。もやしも見せてもらいました。

いろいろ利かせて頂きました。おもしろかったんは 2004年の大吟醸・・・これ 深い味わい・・・・また初めての山廃 7号酵母。時間をおくとまあるくなってきて・・・ええかんじや。純米吟醸は9号と14号で造ってはりましてそれぞれに美味しい。純米は3タンクしこまれ、今旬だと思われるタンクから順々に出していかはります。で今の大治郎さんはいっちゃん左の瓶のタンクが味わいのばらんすがええそうなので今出荷のお酒はこれです。今年は1年ぶりに純米大吟醸も生まれました。これからが楽しみです。

今年から大治郎さん、造りが終わった後は 御自らお米つくりにも挑戦!

一博さんはと聞くと、いやいや僕はしませんわあ~と、一博スマイル・・・

このお蔵は大治郎さんと一博さんのほぼ(・・・・というのは時々近所の青年に助けにきてもらわはりまして その日もやはりました。)2人だけで動いてはります。これけっこう大変。でもなんか相性よさそう・・・二人 静かな穏やかな空気が流れています。

大治郎さんは大治郎ブランドを立ち上げるに当り 松瀬さんに特にお世話にならはったそうで 今も何かと見本にさせてもろてはります。また今年山廃に挑戦するに当っては、きもとの北島さんのお蔵にも伺わはったそうです。やっぱり 仲のええ県やなあと思います。