酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ボデガ マツ

ワインの師匠 辻一さんがワイン関西という大きな試飲会で見つけた 逸品!
秋口から聞いてたんやけど ちょうどワインをたくさん仕入れたとこやったので、それに ここは大手には卸さへん ちいさなとこなので 新たに取り扱うっちゅうのは いろんな意味で気合をいれなあきません。

で年もあけて ええタイミングになったので 初のお目見えとなりました。

名前は ボデガ マツ の エル ピカロ・・・・おうっ どっかのご主人とおんなじ名前やん!

このワインは スペインのトロ地区で造られた、MATSU・・・松 待つなどの 日本の侘び寂びをイメージして名づけられたワイナリーです。インパクトのあるこのラベルは MATSUの畑を管理している方々そのもので、ワインの個性やぶどうの樹齢をラベルで表現しています。とってもユニークな発想や。


これが MATSU 。樹齢百年を超える葡萄を使ってはります。成熟したタンニンと樽熟によるまろやかさが葡萄の旨みをエレガントに引き出しています。歳を重ねたイメージやな。

そしてもうひとつ 樹齢60年から100年の エル レシオ ちゅうのもありまして それが壮年期・・・

そして 今回コストパフォーマンスのよさからも小川酒店に初入荷したのが これ エル ピカロ。
バリックで発酵し 一ヶ月ほど樽熟成させたワイン・・・・写真のように若々しい青年をあらわすがごとく、豊かな香りに満ち溢れたジューシーな香りと味わいのワインです。

隠れファンの人間のマツさんを思い浮かべながら このワイン 大事に大事に売らせていただきますね。このワインを並べたら えらい 店の空気も変わったような・・・・・ラベルって 大事なんやな・・・・・