酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

わらげん寄席

わらげん寄席にて お酒を売りに行ってきました。
於 酒と醸しイベントの会場でもある旧大津中央公会堂大ホール也。

初めて行ったのですが150名満員御礼!!なんと12回目やそうです。

震災から3か月が過ぎ まだまだ長い長い道のりやのに、当初活発やった駅前での義援金を集める声もなくなり、何ができるんやろ?ぜひ酒屋として酒屋らしい支援がしたいもんやと思っていたところに、まるで呼んだかのように 不思議な流れがやってきましたんや。それがわらげん寄席でのお酒販売でした。


福島のお酒 笹の川 吟醸 と滋賀の地酒 今回は福のしずく。試飲してただきますと それぞれの土地柄の違いがおもしろかったです。端麗辛口旨口の辛口。

ここの事務局長 日本画家の鈴木靖将先生とご縁のあるKさんは 被災地にも数回足を運ばれ 出会いがあり、福島のお酒を売って東北を元気にしたい!と思ってはったんですが 何しろお酒を売るには免許が必要なので、こんな酒屋をさがしてはったのでした。で、そんな折 筍を食うでKさんに出会い盛り上がりまして このようなことになったわけです。

そして この写真の方が 出会わはった A酒店さん。


ここでの収益は一部ではなく 全額被災地に役立ててもらいます。
しかもKさん自ら 早速11日に被災地に届けてくれはるので安心です。

別に偽善者でもないのですが なんかすごく喜んでもらえて 福島の酒屋さんからもお手紙やら電話やらいただいてほんまに恐縮恐縮。 こんなに喜んでもらえたうえに、楽しい落語まで聴けて(桂九雀さんの猫の忠信がむっちゃむっちゃ楽しかったです!)充実した楽しい時間をすごさせてもらいました。

次の3か月後には 鈴木先生にわらげん寄席オリジナルのラベルを描いてもろて 朝市のように量り売りをしようかという話にもなっています。

たのしみです。ありがとうございました。