今森さんを後にして向かったのが 紋寿堂さんの個展の開かれている
茨木のギャラリー Laku。
イヌガオちゃん Hママの御縁で出会った紋寿堂さんは鞄の作家さん。
細々ではありますが えらく永く続いている草木染やけど、酒屋さん一所懸命しなあかんので染めが精いっぱいで製作までは無理。そんなとき、腕もセンスもお人柄もええ紋寿堂さんを紹介していただいて、そしてお出会いして、染めの先生も交えて色々な話を何度もさせていただき、今回むっちゃ素敵な鞄を造ってもろたのであります。
これを頂きに行くのも今回の目的でした。
大満足!!着物姿の紋寿堂さんもよろしなあ。
実は今森さんともコラボしはって 切り絵をモチーフにしたショルダーバッグが切り絵展会場にもLakuにも置かれていて素敵素敵。写真家でもある今森さんにちなんで 一眼レフの入る鞄も登場していました。
もう一つ楽しみにしていたのがさおり織とのコラボ。大阪にあります中途障害者作業所 千の風のひとたちの作品が紋寿堂さんの手で、素晴らしい世界に一つの鞄となりました。
さおり織は作業所ではよく見かけるのですが、大変失礼ながらなかなか感動する作品に巡り合うことができなかったんやけど、この作品は感動!
個展にうかがうたびに新たな進化を遂げてはるのがすごいなあ。
今回イヌガオちゃんの提案で、4合瓶2本が入る鞄が登場!素材は男物の帯。
工夫がされてあってもちろん普通に鞄としても使えるのですが、冷酒を入れる際には 中にマジックテープを使った仕切りが隠されていて その仕切りにはなんとポケットまでついていて、そこに氷冷剤をいれることができるのです。
これは柿渋の和紙と男物の帯でできています。この和紙、なんと洗濯できるのです。取っての長さや質感にとても好きや。
色々な美しいものをみせてもろて、紋寿堂さんと話に花を咲かせてギャラリーを後にしました。数珠つなぎのように繋がる御縁に感謝です。紋寿堂さん、イヌガオちゃん Hママ、ありがとうございました。益々のご活躍を今後も大いに期待していますねん。