酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

綾月

不老泉はやっぱり美味しいね~~

相変わらず 不老泉人気はとどまるところをしりません。

ほんで ありがたいコメントをもらいました。

雄町の「和三盆みたいなまあるい甘み」は、まさにまさにという感じです。これを飲ませた知人の顔が、和三盆の和菓子を食べたときみたいに溶けてましたもん(笑)。

酒母四段常温の状態では、初めて飲んだとき(9月でした)の印象よりも山廃ならではの強いヨーグルト風味(と勝手に呼んでいるのですが)が控えめになっていました。これは時間経過によるものでしょうか。そのぶん全体のバランスと飲みやすさは増している印象です。そして、お手紙のとおりに燗をして温度を少し戻した状態で飲んでみると…いやもう、最高。角がどこにもなくて、口の中でぶわっと広がったお酒の旨味がスーッと切れる。あっという間になくなりそうで怖いです(笑)。

これは まろやかなキムチや チャプチェにもあいそうですなあ~というお声も頂き 不老泉はかえって日本酒=日本料理という枠を超え、無国籍かも。

赤ラベル…熟成の進んだ酸と旨みが一体となり、こういう表現はどうかと思うのですが、泡盛の古酒(それも10年以上の)にも通じる味わいが。まさに高貴と表現したくなる美酒です。

私は語彙が未熟なのでこういうコメントはほんまに有難く、いただいてラベルにかかせてもろたりもしています。

さて 昨日7日 下田屋にやはった 料理人綾さんが独立して始めはったお店綾月が開店しました。

そして うれしいことに 不老泉は亀の尾がえんじ色にて美味しそうに並んでおります。

も確かやし お人柄もほんまに魅力のあるひとなので きっと繁盛店になることまちがいなしです。昨日行かはった方からも超満員やったそうなので ゆ~~くりいってくださいませ。

器も 信楽のええのんをおいてはるみたいで とても楽しみです。

大津駅から徒歩 三分 地下一階どす。
滋賀県大津市末広町2-25春海ビル B1F