近江八幡には水郷があります。この水郷は古き時代のなつかしい原風景がそのままに残されているのです。
かつては、内湖や琵琶湖沿岸には飛び地が散在し、田舟で田んぼに通う光景はごく当たり前のものでしたが、今ではこの「権座」を残すのみとなっています。
その希少性と、情緒豊かで美しくなつかしい風景が認められ、「国の重要文化的景観」や「にほんの里100選」にも選ばれました。
そして「権座(ごんざ)」で収穫された滋賀渡船を用いて「喜楽長」醸造元、喜多酒造さんが醸されたお酒が権座。前のブログも発見!あれから 4年がたち 今も元気にそだっている権座プロジェクト。
素晴らしい吟醸純米のお酒。バランスがとてもよく 飲み飽きしない味わい。
まだ 出来立てほやほやですので これからどんどん美味しくなっていくことと思われます。
私はこのラベルも大好き!
やまびこ作業所のひとたちが 一生けん命漉いて そしてひとつひとつ手張りのこのラベル。材料はこれも今水環境の保護や水質保全のためにも一役かってる 注目のヨシ。ますます いとおしくなりますがな。
一方 昨年の火入れも 今こそほんまに美味しいです。
生れたてのふれっしゅな美味しさと 夏をこして滑らかに熟成した火入れもん。それぞれをお楽しみくださいませ。