酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

日登美ワイナリー

さてさて 利き酒。 むっちゃ並べてくれはりました。 私らは ここの美味しい焼きたてのパンとワインで るんるん。運転手のおっと・・・・・すんまへん!               小川酒店でも 大好評のH3シリーズは 4種類ありまして どれも濁りの発泡酒。赤 白 ロゼ・・・ カリブ クマゲラ パピヨン 等 これまた センスのよいネーミングとデザインや。右下がそれ。               いろいろな研究を経て にごりにいきつかはった・・・・んや。 ノンフィルター 清澄剤も使わず 除酸していないので ほどよい酸のパンチが加わってます・・・ミネラル酸や酒石酸や植物繊維や酵母などの多彩な成分がそのまま瓶の中に有るのです。 澱が絡んでいるのでまろやかで、絶妙の荒々しさが野趣あふれています。 また澱の成分からワインの液体に旨味が溶け込み 時間と共に味わい深い美味しさにどんどん変化していくのです。 まさに おり=旨味の素なのです。                     日登美美術館の絵をじっくり見させていただきながら ものをつくっるっちゅうことを考えました。                             デザイナーとして もの造りに関わってはった岩谷さんが葡萄 そしてワイン造りにむかう姿は あるいみ 芸術です。                                ここのラベルも 素敵素敵。                       どういう想いでワインを作ろうとしたのかがラベルにも込められています。                                KireKire と言うワインは 日本人のDNAをイメージしたユニークな図が描かれています。                     アパレルのように 伝統と新しい奇抜さとのバランス・・                   在庫の山を抱えたりしながら、迷いながら・・・・・・ようやっと 岩谷さんの表現する道はにごりワインやと ここにたどり着かはったのでした。 人がお酒をつくるんやな・・・・こんな人達が一生懸命作ったワインなんやし  やっぱりいっしょうけんめい心を込めて売らせてもらわんと・・・・