酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ながらの座座

ながらの座・座 初夏特別企画
大 人 の 実 験 室 1 
    器でお酒の印象は変わるか?
       日本酒探検隊がゆく「器の巻」

デザインセンス溢れる 富田酒造と浪乃音酒造の若手蔵元をおよびして
酒造りに賭ける情熱やきき酒、酒器のお話を伺います。
 
●2012 年6月17日(日)14:30~16:30
●定員 :30名
●参加費:大人 2000 円 (お酒・おつまみを含む)
●会場 :ながらの座・座 大津市小関町3-10 当日連絡090-8576-7999
主催:元・正蔵坊と古庭園を楽しみ守る会

こんな企画が 元・正蔵坊と古庭園を楽しみ守る会と酔醸会のコラボにて生まれました。ほんで有難いことにどんどん申込みがきまして満員御礼! 
なのでこの企画がよりええもんに なりますよう 今あひるちゃんたちと 練っているところです。

昨晩は早速おっとに同じお酒をこの3種類の器に注いで飲んでもらいました。

そしたら 皆違うお酒やと。種明かしをしたのち飲み比べると ガラスはすっきり 塗は味わい深く 陶器はその間やろか。

同じガラスとはいっても うちにあるだけで形状も質も厚さも違うし ほんまに微妙や。

一番左は頒布会のグラス。これもなかなかええし、イヌガオちゃん&柳宗理デザインのもええ。白鶴のも好き。一番右は 今貴重な船木さんの作。

これが陶器。使うほどに味が出てくるのが 陶器の魅力…左から二つ目の友人のつくってくれたのも有元利夫っぽくて好き。真中も発布会のもん・・・これの 口当たり よう考えられていて優れものや。右は萩焼。かなり 貫入がはいってきています。

手に持ってのむので 口当たりだけではなく、手に持った時の手触りも そして醍醐味の色合いや柄の美しさも味に影響しそう。

巷談舎では8万円もする 目が飛び出るぐい飲みがありました。けど きっと山根さんが選ばはった器なので きっと相応の値打ちのある器なんやろなあ。

また江戸切子とか錫もよろしなあ・・・・・喜多さんとこで味わったバカラも忘れられへん。

小川酒店には、必ず1合入るお気に入りの器を買わはって それを馴染みのお店に預ける楽しいお客さんがやはります。

また小さい薄い磁器で少しづつ 徳利から注ぐのがお好きなかたもやはりまして これも飲み方楽しみ方万流なり。

奥の深いそして広いぐいのみの世界。この機会にたっぷりと勉強させていただきまひょ。