酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉のような器など

日曜日のながらの座座は 器でもむちゃたのしませてもらいました。

写真は取り損ねましたが鉄砲の形をした 徳利もありまして 祇園の舞妓さんがやったら粋でうけそう。

ここのお屋敷には 建物だけではなく 歴史を重ねた素晴らしい器もそろっていて ドキドキしながら洗わせてもらいましした。

以前訪れた 大阪のかむなびさんご夫婦も器大好きで、私も器だいすきということを知ってくれはるので いろんな楽しい器をだしてきてくれはりました。


この右上のお皿は 滋賀の比良山で焼いてはる陶芸家の作品で まさに不老泉のような 酒ありきならぬ 器ありき!いざ勝負っちゅうかんじの パワフルな器。

左下も 産まれて初めて見る不思議な器。その隣の九谷も愛らしゆうて 胸がきゅんとなります。


写真がぶーですが これもすごい器!高台の内側に気の遠くなるような仕事が施されているのですわ。下の左も若い作家さんの作ですが 側面だけでなく 底にも こまか~~~い仕事がされていました。
九谷に多いこの細やかな筆仕事。聞いたところによりますと 2歳のときから その技術をたたき込まれはるそうです。

グラスもええかんじ。大正時代のらしいです。

お酒をかたるときに 器はやっぱり外せませんなあ。


このお皿ふたつは 縁がえもいれぬ魅力を漂わせています。
私は器はお尻の部分の高台と 縁についつい眼と手がいきますのや。


ちょっとまえやったので いろいろわすれましたが、この器もあったこうて 品があってよろしなあ。こんな どれもこれも素敵な器をおしげもなく出してくれはるお店はそうありません。さすが かむなびさん。