酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

一人では怖くて開けられないお酒の会

ものすご不思議な会が きたいちゃんの発案にて企画されました。

きたいちゃん名付けて 一人では怖くて開けられないお酒の会やて~

私は店を閉めてから行ったので皆様結構出来上がってはる感じ
辻さんの店に近づくと賑やかな笑い声が 聞こえてきます。
ほんではいったら辻一は満員御礼状態や。みな 楽しそう

楽しい面々でして いっちゃん怖かったのが きたいちゃんの るみこの酒平成9年生酒 るみ子さんのお蔵で常温放置すること数年。そののち きたい家の冷蔵庫で数年。ラベルも もう骨董化していて 注ぐとえらい色してますがな。

色は見ない方がええかも・・でもこれが老酒みたいで 結構好きや。

きゃっ!!吉田さんもマキノからおいでになっていまして、竹生島の初めて大吟醸に挑戦しはった昭和のお酒 昭和62年もんの大吟醸とか 吟花の20BYを。これらは お燗したら むちゃおいしい~

他にもDAIGO(出雲誉 竹下酒造 ういっしゅ!)とか きもとのどぶ(これも るみ子さん色)とか 浦霞大吟醸の何年かまえ(ワインみたいなラベルにコルク)のとか福島のなんやったかいな・・とか いろいろいろいろありまして なんか こわいけど楽しい。

私は酒屋やのに そんな怖くて恐ろしいお酒はなくて ようよう4年もんの浅茅生の渡船のひやおろしと 今はほぼ無き 不老泉の渡舟 木桶新酒の半年もんをもっていきました。 どっちも 全く違うタイプやけどどっちもそれぞれのお蔵の個性がでていて しかも時間が紡ぎす魅力も満載で満足や。ええ お酒とお蔵とお付き合いさせてもろてることに 埃もとい~誇りを感じました。

今ワインよりも 日本酒の方がビンテージに目ざめ 時を紡ぐという事の意義に注目し始めているようなそんな気もいたしました。

楽しい宴でした。きたいちゃん段取りありがとね。辻さん無理言うてすんません。お料理美味しかった!どす。