酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

木のもつ力

不老泉のお蔵に行くと 艶やかな飴色の赤樫の天秤棒に大きな杉桶 そして杉箱があって なんともいえへん気持ちのよい時間が流れます。そして これらの圧巻の姿には 畏敬の念さえ抱かされます。

お蔵にいくと 京都新聞の記事がありまして、そこにこんなことが書かれていました。

「木の道具がお酒を生かしてくれる。

良いお酒が造りたいと思ったら

道具も手造りが、より風味と深みを与えてくれるんじゃないかな・・・」

これは績さんの 言葉。 ・・京都新聞より・・

私も使い込んだ木のものが大好き。

そろばんも愛用してはいましたが 近所の八百与さんが五つ玉を使ってはったので 私も12月から5つ玉を使い始めました。

重みがあって あたたかみがあって 使いだすと嬉しくなってきます。

あとは これまた何十年選手の ワインオープナーに 吸い取り紙の道具(名前なんちゅうのやろか?)これらのものは 今も現役で大活躍してくれてはりまして 私はこれを使うときに 幸せを感じるのであります。


木のもつ生命力は目には見えないけど なんか・・・なんか ええなあ。