酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

北島酒造

こんどの朝市は期待の北島酒造。

甲西駅から歩いて間もないところに このお蔵があります。
今年は 御縁を頂き このお蔵によう足を運ばせてもらいました。ありがたいことです。

百円商店街の日やったので すみませんが さっそっくに利き酒。

平成18年からきもとをはじめはったので、これで7年目になるのやな。

今回色々なきもとが利けまして とりわけ人気のきもとの吟吹雪は4種類!23BY加水火入 23BY生原酒 22BY加水火入 22BY原酒は火入は基本加水するところをあえて 原酒で置いてみた研究課題のお酒でこれは僅か6本なり。さらなるれあもんが21BYの火入で、これはなんと3本のみ!れあもんのこなれた味わいが素敵な21BYはとてもよかったけど 朝市では3本なんて無理な数。なので 倖屋さんと小川酒店でいただくことに。

余談ですが 小川酒店には21BYのきもと生が一本だけありまして それが昨日お嫁に行きました。嫁ぎ先はJAZZサックス奏者!きっと めちゃめちゃおいしやろな~

そして なんとか6本あったら朝市にだせるやろ・・・といいう限定れあもんの22BY火入原酒。対比が面白い 23BYの生原酒という お燗ばえする加水火入もんとふれっしゅなわかり易い3種類をださせていただくことに。

さらに きもととは違った魅力の 小川酵母の玉栄55%精米の純米吟醸。素直に美味しい~爽やかで軽快や。こんなひと やはりますなあ。 好まはるお客さんの顔が浮かびます。

最後に出てきた 山田錦の小川酵母×7号酵母は長いこと生の状態で冷蔵庫にあったのを つい最近火入しはったので むちゃ味が乗ってきて旨甘。これも本数はほとんどないので小川酒店でげっと。山田ならではのふくよかさが素敵。

やっぱり蔵にいかなあかんな。

よく話題にしている山田錦の19BYは 実はいまひとつ魅力がわからへんだんや。僅かのこっていた21BYの75%精米をきかせてもろたら やっぱりこっちの方が断然わかり易い美味しさ。

これはお燗用かな?もしくは 料理に合わせて それだけをじっくり味わうと魅力が増すのかも。前に朔屋の福ちゃんが 腑に落ちる・・・の 腑でお酒を飲む話をしてくれはったけど そういうお酒なのかもしれへんな。ビオワインにちかいのかも・・・

北島シャチョウの奥様ともさんが ええ日記かいとかはります。

経営者として「御代栄」ブランドを元気にしたい社長。

造り手として「北島」ブランドに力を注ぎたいセンム。

でもこのブログの後 センムはシャチョウさんにならはりました!のであります。

なるほどなるほど・・これからの発展がますます楽しみなお蔵です。

朝市も乞うご期待!!