酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

若いって ええなあ。自由って ええなあ。

北の国から息子が帰ってきました。

11日に帰ってくると思て 餃子を作って首を長~~くして待ってるのに 一向に帰ってこうへん。電話も繋がらへん・・・とそしたら なんと礼文島によって来たんやて~~

聞くと礼文島のあの有名な 桃岩荘ユースホステルに泊まったそうな。懐かしい~~30年前にいってますねん。トンネルがあってそこで知性と教養と羞恥心をすてなはれと~~30年前と同じやん。恥ずかしいのやけど 私はあの頃感動した桃岩荘を言い間違えて桃尻荘というて 大笑いされましたんや。息子も爆笑してました。

そこで 踊ってきたそうな。そして 港を離れる際も、見えなくなるまで踊って見送ってくれはったそうな。懐かしい。

札幌から稚内まで原付で行って サロベツの駅で宿泊し そこから船で礼文島へ。そこで13時間歩き続けたんやて。この体力気力・・すごいすごい

ほんで 大津にやっと帰って来たと思たら もう明日の早朝 石川県やて。忙しいやっちゃ

しかも 今晩は最後の晩餐やのに 吉田寮のほぼ1000年祭りにいくんやて

私も若造りして 行きたいとこやわ。(無理無理)

自分が全然動かれへんので よけいに若いってええなあ~~自由ってええなあ~~~~~

今しかできひんもんな。悔いの無いように がんばれ~~~

お土産は北海道の畑のハーブ。黒バジルにマジョラムにイタリアンパセリ。そして 赤紫蘇 セージ。マジョラムに烏賊の塩辛が絶品やったんやて。

食べるほおずき。料飲店さんにお持ちすると喜ばれそうや。

ちなみに石川県へは 国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)による、文化多様性と生物多様性を融合して考えるイベントにいくそうな。

モレノペニャランダ氏曰く。
金沢市から学べる主な教訓とは、文化が重要だということです。地元の価値観、慣習、伝統、暮らしを理解しなければ、都市と生物多様性の問題を考えることはできないし、考えるべきでもないのです」「娯楽の慣習と伝統文化の価値と美意識が結びついて食の生産活動につながっていく」

日本酒もまさに 農業(有機 契約栽培 地産地消) 都市や里山 生物多様性 文化(伝統 器 食 美意識 景観 自然と人との共存) などなどが 複雑に組み合わせて成り立っている素晴らしい産業。なので この動画や内容をみて 興味が深まりました。

滋賀県も 萩の露の里山プロジェクト 喜楽長の権座 針江の取り組み~川端=不老泉 マキノ&吉田酒造の色々 滋賀のお蔵が一生懸命に取り組んではる渡船 いろいろがんばってはる!!

いろいろなプロジェクトが長く続き そして育って行くためには 背後にちゃんとしたコンセプトがある事が大事で そのためには物語をつくること。なんか 中畝酒店がやってはることとも むちゃ繋がります。ちょっと うきうきどきどきしています。息子 ありがとうな。