酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

竹生嶋 蔵訪問

歴史探訪もしていただきまして いざっ お蔵へ!

イヌガオちゃんもやはりまして 酒は現金やて

かむなびさんご一行と 江戸の姉御・・・さすが 皆さん 突っ込み処が違います。吉田シャチョウもいつになく 緊張してはります。
そして 利き酒・・・・吉田さんのお酒は 吉田さんらしさがどのお酒にも感じられて 個性あふれる湖西の名蔵やと。吟吹雪の純米吟醸 吟花の香りが大人気!熟成シリーズは お燗!でした。私はやっぱり うこんが好き。単純に寝かせば良いわけではなく その時の味と香りと熟成のバランスがどうなのかということがとても大事で、生酒などの場合は変わりやすいので そのときあかんかっても 良くなる期待が大やけど 長期熟成している場合 もう変化することは少ないので イマイチの場合はそういう意味においても うこんは素晴らしいのやと思います。雪花は さすが山田錦。2013年のも2010年の熟成もんも どちらもそれぞれに美味しい。2010年はブランデーのようにも思われます。同じく雪花の熟成もん2003年のもありまして これはウイスキーや!若水の作ちゃんお気に入り。これも ええけど かなりマニアック。

あと 火入もん4種も充実でした。△ラベルはいつの間にか 玉栄から吟吹雪に変わっていまして 辛口純米と共にいつまでもうだうだ飲み続けたくなるええお酒。辛口純米の火入れは火入することで 辛さがましまたキレがようなっていました。金紋はいわずもがな。さらにかじや村は 今年はお米の関係でできなかったのでれあもん。これのみ7号酵母で ならではの美味しさがあります。穏やかで落ち着いた味わいと程よいボリューム感。これ もらお~

マリア―ジュの話しでも 一緒に口に含むのか もしくは肴を食べて飲むのか?飲んでから食べるのかで 実はかなり違ってくるんやけど そんなことをいちいち言うのは大変やし・・・なるほどなるほど・・・

沢山の刺激をうけたのに メモが不十分で残念。ほんまにほんまに貴重な時間でした。ありがとうございました。

ある人とお酒談義をしていて 一番ぶれていないお蔵が吉田さんとこかなあと。そやなあ。生も火入も 新酒も熟成酒も 廉価なのも高価なのも どれもがええな。

大津駅前 つりやさんは ここの初しぼりの濁りを絶賛で 最後の9本があることを発見してげっといたしました。つりやさんに行くと飲めますよ~