酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

結の会 宝山園

守山 宝山園で行われる 結の会の試食試飲会がありました。

ものすご贅沢な会で 女将さんもむちゃ緊張しながらも気合を入れてはる会なので、こっちも どきどきしながら、でも勉強させてもらいたい気持と、ハイレベルの懐石料理とお酒を楽しむ機会はそうありませんのでそれも楽しみによせてもらいました。メンバーは吉田社長と松瀬社長、陶芸家の荒川さんなどなど。


綺麗なお花を左手に見ながら 右手には庭園。茶室もあります。

四季折々 行き届いたお庭を どの部屋からも楽しむことが出来ます。


まずはお酒が並び 単体で利きます。グラスも考えならが皆さんど真剣。

乾杯は花嵐の斗瓶取り発泡滓酒。きりりと冷やして フルートグラスで。 
   言わすもがなの笑みこぼれる美味しさ。

菊浸しには菱蟹といくら菊菜舞茸が入っていて 月見らしい演出。これだけ写真撮り忘れ!


八寸。左上はさえずりはりはり和えで、さえずりとは にゃんと鯨の舌なのやそうです。どれもこれも 美しいこと。胡瓜松風も美味。合わせるお酒は 松の司 ブルー。これだけでず~~っと楽しめそうや。


椀物。ほわんとした けど時を重ねている吟花2009をぬる燗に。火取り干子ちゅうのは海鼠の内臓干したものやそうで これと名残鱧の食材の深みのあるコクが、やっぱりほわんとした薄葛仕立てとあいまって、お酒によう合います。


鮃重ね造りと伊勢海老の氷洗い。びっくりしました。これが 松の司 ブラックにばっちり。お造りは前々から 結構合わせるのが難しいと鍵になっていましたんや。それが・・・・松瀬さんは きんきんに ひやしておくのか?ちょっと温度を上げた状態で飲んで頂くのか その微妙な温度にも悩んではりました。


まながつおの幽庵焼には 辛口純米の飛び切り燗と合わせます。玉栄らしさがほどよく熟成してええ感じや。

これで まだ半分や。けど どれも美味しいし美しいし。 続く