酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

美冨久の藤居さん

美冨久の藤居さんがご来店。

丁度一個人で剣菱を取り上げてはったので聞きたいこと満載!

私も根掘り葉掘りと姉御にあだ名をつけられたけど それに輪をかけて根掘り葉掘りの妹と 質問の嵐。

そんな質問の嵐に 藤居さんはきちんと分かりやすい言葉で丁寧に答えてくれはりまして ほんまええ人や。

藤居さんは おじいちゃん子やったそうで、おじいちゃんを見て自分も酒造りをしたいと思うようにならはったんやて。

藤居さんは剣菱のお蔵で修業もしはりまして、そして今も剣菱にお酒を入れてはります。

信じられへんけど 80%が特A地区の山田錦を本当に使てはるんや。

ここで強調してはった 昔ながらの道具 木の甑や木桶や暖気樽。

が 言うてたんです、お酒造りは お米の確保やら人権費やらももちろんですが、設備投資にも大変なお金がかかります。木の麹蓋を買おうとすると 大変やし。そやさかいに、笑四季のあっ君は プラスチックのものに今年は挑戦しはった。さて 木かプラスチックか?価格の差は歴然やけど お酒に対してどうなのかが 注目されます。

ようけ話しさせてもらいましたけど 藤居さんのお人柄もあり ここのお蔵は 蔵人さんも皆味わいがあり辞めはらへん。藤居さん 言うてはりました。皆、目指している方向が同じなのがとても有難くて嬉しいと。

ええ話を聞かせてもらいました。

そして ようやっと三連星の白が産まれました。が、今年は渡船の確保が難しかったので 昨年は5月に無くなってしまうという事態となりましたが、今年も危うそうです。

そして黒と赤の三連星は今ならお兄ちゃんと弟とBY違いでお楽しみいただけます。どうぞどうぞ、これもよろしくおねがいします。