酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

お取り寄せの会

滋賀のお取り寄せの会!

これは『近江の酒蔵』の中の企画で、滋賀の日本酒との相性を試すための企画で あひるちゃんひとりでやるより みなで楽しくやりまひょということで 実現した会です。

日程がぎりぎりで 忙しい土曜日やったので 私は会場提供だけで 参加出来なかったのが残念でなりませんが いろいろ楽しい時間やったようです。

皆がなやんで選んだお酒は 竹生島金紋と 大治郎純米と 薄桜 花と猫の3本・・・ええお酒ばっかり。

で、私はお店を閉めてから 母と体感実験いたしました。

とはいえ このお酒はないので・・・・なのですが 毎度お馴染みIさんが これまた美味しいお酒のあと数センチをもってきてくれはりましたのでそれも加わり 色々楽しめました。母もこのところ 日本酒 特にお燗にはまってまして 嬉しいことや。
これ以外にも色々頂き 焼酎も。 Iさんのおかげで ほぼ無知の 深い甘い焼酎の世界を垣間見せてもらえます。ありがとうございます。

王禄の80%精米が とてもおいしくて そして和牛かっぱ焼にものすご合いました。近江牛肉味噌にも

ゴリ煮には 豊賀(とよか)が合いました。このお酒もおいしい。甲津原の蕪漬けにも合いました。

どれもお酒にあうもんばっかりや。

会では杣人の牡蠣のオイル漬けが 大治郎に合い 和牛かっぱ焼には金紋がどんぴしゃやったそうな。また 花と猫は少し香り系のお酒でありますが 予想以上にいろいろな肴にあったそうです。モンスーンもそやったんですが なるほど…甘い香りのお酒は 意外にもいろいろな料理と仲良くなるのやな。一方 茗荷がなかなかマリア―ジュが難しかったそうです。酢は ワインも日本酒も難しいのや。

ちょうど田崎真也さんの 日本酒を味わうと言う本をよんでいたところやったので ちょっこし味わいの分析をしてみると なかなか面白いのでした。この本では アルコール度数 精米歩合 お米 BY 酵母 杜氏の流派 による違いが テイステイングしながら 詳しく述べられていました。ここでは グラタンはワインより ぜったい日本酒にあうとか。山廃きもとと 癖のあるチーズのマリア―ジュとか。大きく頷くものもあれば ??と思うのんもありました。

あとヒウオの若炊きっちゅうのが これまた絶品で いつも海老豆やごりを炊く母がいたく感動していました。海老豆もまた 違った食感・・飴がはいっているのやろなあとか。

滋賀の旨い肴と お酒。それぞれが お互いをより美味しくしてくれて 幸せな時間。

皆さん おつかれさん。