酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

日本酒をわける4タイプ  滋賀バージョン

滋賀県が今日本酒にとても力を入れてくれてはりまして「近江の地酒もてなし普及促進協議会」なるものが設置されたそうな。嬉しいありがたいことです。

それにちなんで 某飲食店さんから 滋賀のお蔵のお酒を 日本酒をわける4タイプを使って スタッフにもお客さんにもわかりやすい表を作って欲しいとの相談を受けました。

縦軸が 薫りが強い・華やか 一方 薫り控え目・奥ゆかしい
横軸が 味が濃い・複雑・旨味コク・熟感・ふくよか 一方 軽やか・若々しい・透明感・爽やか・シャープ・・を表すグラフ。

かつて若水の作ちゃんが お店のメニューをこのグラフで表現してはって 感動したことがありますが。

う~~~ん。おもろいけど難し。ほぼ 左上の薫酒か右下の醇酒に収まりまして 爽酒と熟酒はほんまにちょっこしや。

ここに甘辛も必要やろか?

秋田のお酒の会に行ったので より一層顕著! 秋田は香りの高い軽いお酒が多い多い。一方 滋賀は 大吟醸の薫酒であっても 米の旨味がでているので、まるでパズルのように居場所がちがうのであります。

酸度やアミノ酸も大事やけど 数字だけではわかりえない 官能の部分も大事やし・・・・・・

けっこう自信をもって書き込めるものもあれば ちょっと聞かなあかんのもありまして。

蔵元さんがタイミングよく来てくれはったり 注文のついでに聞いたりもしながら・・・いろいろ助けてもらいながら 一応たたき台ができました。

もうちょっと じっくり詰めまひょ。

余談ですが 昨日美冨久さんが御来店になり 赤い三連星の夏バージョンのサンプルをもってきてくれはりました。

三連星 赤 しかも夏向きにアルコール度数が下げてあり 飲みやすくなっています。

これ・・・・秋田っぽいです。フワンとしていて香り豊か。美味しい~~~です。これも今回の表に書き込んだんですが かなり左上端っこに行きそう。