さてさて 八日市の喜楽長さんへ~~~
喜多社長と娘さん麻優子さんがお出迎え。
本題の朝市に入る前に 色々な話題で話に花が咲きました。私は一応酒屋ですけど 朝市すたっふは一般消費者なのやけど その知識 歴史 人脈 発想のすごさに改めてびっくりぽんや。
喜多さんも私らもちょっこし齢を重ねていて 十数年前朝市が始まったころと比べて滋賀の日本酒業界はずいぶん様変わりしました。酒質の向上もめまぐるしいものがありまして。で これから 何を目指してどういう方向でいったらええのかとか・・・・・「近江の地酒もてなし普及促進協議会」も発足するし。
私はよくお客さんに言うのですが 喜多さんと萩乃露さんはとりわけモウコリタ忘己利他の酒蔵なんです。自社だけでなく、業界全体や 世の中が良くなるようにという事を考えて経営をしてはるのです。なので今回も 素敵な発想を~
大事なことは 裾野のひとにいかに日本酒の魅力 楽しみ方 美味しさを知ってもらうか??
で、喜多社長の提案で 今度の朝市は 例のグラフを使った わかりやすいお酒をえらぶことになりました。
で悩んだのが薫の高い低いの縦軸。
難しい所やけど今回は薫りの高い低いではなく 甘い辛いでいってみましょと。
いつもは 今!美味しいお酒!などを選んでいましたが 今回はこれに当てはめて選ぶという事になりました。
今回このためにご用意下さったお酒 どれも喜楽長!!やん。そして 美味しい!!
しかも今回のテーマの如く それぞれに個性があるのです。
薫酒では 純米大吟醸(文句なしに美味しい。今日のいっちゃん人気!)
爽酒では 夏の酒(さわやか~かろやか~)
熟酒では 六方(熟酒とはいえないかもしれませんが、薫りもゆたかで 甘くて濃いと言う意味で・・・)
醇酒では 権座(辛口旨口 喜多さんのお蔵にはもう無いのですが 絶対おいしいし 小川酒店にはまだありまして 超れあもんなので)
実は 古酒も用意していただき 私はこの1996年に はまりましたけど (おけいはんは 2007も相当気にいってはりました)、これは 縦軸が変わったので却下。それでも 別枠でぜひ入れたいということで論争しましたが 今回は断念。同じ古酒でも全然違うのです。まあるい1996は レイズンにあいました。そして 酸が特徴の純米の2007はなんとバナナチップにあうのです。こういうマリア―ジュをしようと 持って来はったあひるちゃん そして 合わせたおけいはんに拍手
と 話はそれましたが そういうわけで 上の4種がきまりました。
さらに 純米大吟醸は サーマルタンクでの量り売り!をさせていただきます。
権座も非常にれあ~且 美味しいお酒ですので、お楽しみに。
朝市には広島で勉強を終えたばかりの麻優子さんも来ていただきます!
7月の朝市にぜひぜひお越しくださりませ。
尚今回は お燗をすると また表がずれるので 冷やのみで行きます。