酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉 吞み切り結果発表

不老泉の吞みきりの結果が早々と発表されました。績シャチョウ 仕事が早い!

藤井君によりますと 同じ熟成でもタンク貯蔵と 瓶貯蔵では タンクのほうが丁寧な熟成をするそうです。

また 火入熟成のお酒の味が乗っていて 生よりも評価が高いお酒もあったのやけど これは生で置いておく時間が長かったからなのやそうです。搾られてすぐに火入をしていたら この時期 もっと硬いお酒になっていたようです。

タンク貯蔵では 山田の紫ラベル!ついで たかねの赤ラベル。 山田錦と たかね錦はものすご沢山あったので混乱してしまいましたんやけど やっぱりどっちも大好きなお酒で ここのお蔵のお顔や・・・アル添もんもよかったし 久しぶりに置こかな。けど お客さん益々純米思考やしな・・・ 

瓶熟成でも 山田錦の中ぐみと 雄町!そして 亀の尾!酒母四段も5位!小川酒店の人気商品がずらりと並んで嬉しい!

おやっさんが妹にいうてはったそうです。入口・・・顔の見える農家さんから玄米でお米を買い そして 時間をかけて精米する。出口・・・・全国でも類まれな天秤搾りで丸3日間かけて じっくり搾る。入口と出口がこんなに素晴らしい蔵はそうありません。だから尚のこと 間をおろそかにできないのです。3日間天秤搾りにかけるにふさわしいお酒になるよう 3日間かけてでも搾りたくなるようなお酒になるよう それはそれは気合を入れて醸さはるのですて。

そういう意味では 入口出口を通ってそして 皆さんのお口にはいる 途中の酒屋も それと同じくらい 想いを込めて商いさせてもらわな お酒の神さん(横坂さんの口癖です)に申し訳ないです。

なんか 吞み切りから5日間 不老泉に浸った時間でした。

余談ですが うちと不老泉 いつからのお付き合いなんやろかというてましたら あるとき営業にきはったんです。その頃は今とは違い ほんま売れず在庫をかかえるお蔵やったんやて~~~それがそれが こんな風に化けはったんやな。すんばらし。