酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

地酒の祭典

昨日はおなかもこころも一杯の一日でした。

地酒の祭典には行けへんだんですが 行かはったかたから~はたまた これから7時半に乾杯に向けて行こうと東京から 上海から来はったというかたもご来店になりまして。

バルのお客さんも結構お見えになり 乾杯酒を配る日でもありまして それはそれは憤怒の一日でした。

けど お酒が紡ぐご縁はありがたい。

ええ人ばっかり来てくれはるなあと妹としみじみ。

小川酒店の大きな自慢は ほんまにええお客さんに恵まれていることや。

ありがとうございます。

地酒の祭典に関しては シビアな意見もありあわあわしましたけど 印象にのこっているのは うわもんでは 秀一 一博純米大吟醸生 大治郎純米大吟醸 喜楽長 能登杜氏芸 北島直汲み別誂え50% がすばらしかったということ。

そして 近江藤兵衛の青ラベルは 一旦開栓して 半年くらいして呑みたいとか・・・

お燗ブースをてつだっていた なないちいちのけんちゃんは 竹生嶋の玉栄の古酒について。ぬる燗にすると いろいろな雑念!がどんどんでてきて それが 60℃になったとき それが一挙に出きってしまって 見事な味わいになるとか・・・萩乃露 雨垂れと芳弥のお燗はどんな温度帯でもOKやったとか

神開のおりじなるブレンド酒もむっちゃ おもしろそうやし・・・

ありきたりやけど 不老泉の山廃中ぐみがやっぱ てっぱんやとか・・・

様々なご意見を頂きました。

初めて自然坊たなかさんに行かはったお客さんは ここのお料理に感動しはったと同時に 一博の美味しさにはまらはったそうです。

お酒でこんなに豊かに 語れるというのは ほんまに面白い世界や。

賞を取ったお酒も取らなかったお酒も 皆 美味しい美味しい。

蔵元さんも お蔵を手伝ってくれはった きたいちゃん おおはしちゃんも 朝から晩までおつかれさまでした。

私もすごい強烈に濃い一日でしたけど 酒屋をしていてほんまによかった 幸せやなあと思った一日でもありました。

ありがとうございました。
ちょっと 美冨久さんから写真をお借りしましたんやけど 知り合いのみどりさん写ってはりま~~~す。