ここ数年 祇園祭に通っています。
知り合いのひとが3人もこの祇園祭にずっとずっと関わってはるのです。
喜楽長の大ファンのAさんの曳山は 残念ながらいけていないのですが 神輿を見にっています。
1100年あまりの歴史をもつ この大きな祇園祭。
途中 できなくなった時もあり また 火災にも何度もあいながら、こうやって続けてきはったのや。
町衆の意気込みが伝わってきます。
祇園祭は おっとのお父さんの御命日。実は京都生まれ 小学校3年生の時にお父さんは逝ってしまわはったのです。昔は辛いイメージやったけど 今はこの勢いに勇気づけられるのやそうです。
このあと ものすごい豪雨!やったんやけど 御神輿を担いでる人々は よりいっそう気もちを盛り上げてはって なんか圧巻でした。
昔から続いてきた お祭りや行事に 益々深い意味を感じるようになってきました。
昨日は大津で太鼓回しの行事もありました。
ハレ と ケ。
昔ほどハレとケの差がなくなってきたけど 古来より、日本人は、木にも火にも水にも神様が宿っていると感じ、人々は祭り(祀り)をつかさどるようになりました。祭りの華やかさ、行事の晴れやかさ、ケガレを落とした後の清々しさが「ハレ」。
何度も苦難を乗り越えて来はったけど 特に戦後 祇園祭が復興したときの人々の歓びを想うとジ~~ンと来ます。来年もまた来ようと思います。