酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

金亀 赤 開栓!

しみっちゃん 酔ってっ亭の打ち合わせの際 うちで昨年買ってくれはった 金亀赤 無農薬渡船 100%精米!の1年寝かせをもってきてくれはりました。

うちも 金亀赤が最後の一本になったので これは・・・・と 開栓!
そしたら ぜ~~~~んぜん違うのです。

1年たった赤は まるでお米からできてるとは思われへん 不思議なそして魅惑的なお酒。葡萄?みたいな・・・・ふれっしゅなブランデーみたいな 味わい。独特の酸味 奥行きも感じさせます。

そして 今年の赤は お客さんが以前いうてはったみたいに ほんまばらんばらん。そのお客さんは 1週間かけてゆっくり飲んではったんやけど 最後7日目が一番おいしかった!と。・・・なるほど。まさに この味は第一日目なんや。

さっそく・・・・・・翌日この金亀の赤 猪口に入ったのんを 1日放置していたら まずすっぱくなって ほんで・・・・・蘇って むっちゃ美味しなってました。無農薬&100%というお酒には なんかとてつもないパワーがあるのやろか???今小川酒店に来た山天 すでにむっちゃ美味しいんやけど その前の山天は やっぱりすっぱすっぱくて そのあとかなりたってからむちゃ美味しなったんです。すっぱい=酸が決め手??謎や。

そして 昨晩6日たった金亀赤を呑みました。お~~~~~~っ 確実に変化していて 美味しなっています。味もまあるくなって まとまってきているのがわかります。

滋賀では多分ここだけの 100%のお酒。

全く磨いていない赤 何か感動しました。
園田さんによりますと 醸すのも難しく 水の量も極端に少ないそうです。

ということで 今度の酒楽会は 開栓したてと開栓して時間がたったお酒の飲み比べをしますよん。研究研究 ほんで 勉強勉強