酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

日本酒文化研究所関西支部 宮崎会

ちょっと前ですが 日本酒文化研究所関西支部 支部長の宮崎会がありまして。

ありえへんお酒のラインナップ。

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日本が誇る銘酒の数々。

滋賀も頑張ってはるし 益々美味しくなっていると 言うてもろてますが やからこそこういうレベルのお酒を飲むことは 大事なことやと思います。

なので 宮崎会に呼んで頂き 毎回楽しく気合を入れて 参加させて頂いております。

宮崎会は ほぼほぼ高精米のお酒ばっかり。

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お米も山田錦 特A地区が多いです。

すぺしゃるに どえらい値段がついているのが十四代七垂二十貫

七垂二十貫とは20貫(75㎏)のお米から7垂(滴)ほどしか取れないくらい貴重な酒、という意味やそうです。このとろりとした きめ細やかな 甘味 品格には 圧倒されます。酸が見え隠れする その美しさにも 惚れてしまいます。 

もう一本が田酒の40%磨き。呑んだ後の 細~~~~~い 長~~~~~い 魅力的な余韻が これも感動もん。

どれもこれもが すぺしゃるな 味わいとともに お値段!!!

しかも このお酒をお燗するという なかなかありえへん試みも。

梵は お燗もぐーでした。

ここで 滋賀の純米大吟醸が並ぶと どんななるのやろか。

はたまた この有名蔵の 純米酒とかやと どんな感じになるのやろか?

ふだんは純米大吟醸は 吞むことはないし、また進んで売ることもないけど こういう最高峰のお酒を 骨身に染み込ませてもろて ほんで普通に美味しいお酒 安くてお燗あがりする滋賀のお酒を 売らせて頂きたいです。どのように 繋げるかはまだまだ試行錯誤ですけど。ええ橋ができたらええなあとおもいます。 

宮崎さん 今回もありがとうございました。

お土産に頂いたお酒がまたまた 愉しく美味しく頂いています。

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どれもこれも 素晴しいけど 十四代七垂二十貫 言葉もありませぬ。ラベルの上の柄も なんかすごいです。