酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

鶺鴒鳴

浅茅生のしょうちゃんが にこにこにこにこと 新酒をもってきてくれはりました。

待ってました!の鶺鴒鳴く。吟吹雪60%!

ちょうど去年の今頃 朝市のお酒選びの時にも鶺鴒ができたとこでした。

その時は 飲み頃ではなかったんや。今は違うなあと。でも朝市で初々しく登場はさせたいと 少しだけ持って行ったのが懐かしい。皆さん 結局沢山お買い上げで すぐになくなったのでした。

そして そのあと時間とともにどんどん美味しくなって 売り切れるころには感動もんのお酒になっていました。大器晩成型やったのやと思います。

そして 今年!!どやろどやろ!?と

そしたら しぼりたてから美味しい!これはまさに今も飲み頃。

フレッシュでバランスもとれていて 誰からも愛されるキャラ。しょうちゃん夫妻のよう。

これは おすすめです!みなさんご利用くださいませ。

f:id:ogawa-sakeshop:20200908075104j:plain

 

同じく平井商店さんから 冬に「熊蟄穴(くまあなにこもる)」という生原酒が出ましたが どちらも それぞれ七十二候の一つから名付けられたものです。鶺鴒鳴はちょうど九月十三日から十七日、文字通り鶺鴒が鳴き始める頃という意味。日本酒文化を感じさせる名前、ええなあ。