酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

瓢逸さんのごっつおう

先日沢山お買い上げになったので、お礼に酒粕を送らせて頂きましたら、

ぎょぎょぎょのぎょ。魅力的なごっつおうが届きました。

f:id:ogawa-sakeshop:20220331120825j:plain

スパイスライス。

白山市産華えちぜんを4分づき。噛めば噛むほどスパイスの香りが広がります。今まで味わったことの無いスパイスライス。

 

そしてそして一番気に入ったのが、軸太舞茸のオイルコンフィ。

なんとモーツアルトの音楽を聴かせて育った舞茸。

食感 香り 程よい塩味 すんばらしい美味しさでした。

f:id:ogawa-sakeshop:20220331184001j:plain

七本鎗の渡船77の限定生によう合いました。実はもう一本お酒があったのですが、それは単体でとても美味しいお酒でしたが、舞茸のコンフィにはあいませんでした。

マリアージュは不思議で面白いな。

f:id:ogawa-sakeshop:20220331120741j:plain

翌日はパスタに絡めて、ソースも綺麗に平らげさせていただきました。
 

またごっつおうと一緒に届いたのが、温泉と豆腐と酒蔵を巡らはったその旅の記録。

滋賀の酒蔵もとても魅力的に表現してくださり、これはもうちょっと時間をかけて嚙みしめたい文章です。

 

上質とは頭でわかるものではなく、触れること食することを通して体が教えてくれるもの。美味しいを超えた多幸感、至高感の創出をいつもより少し穏やかな、いつもより少しでも前向きになれる時間につなげたい。

いただきますのある日本。

食物を育む自然と作り手への敬意と感謝。そして自然との共存の意識。それらが質を大切にする日本人の原点。

飄逸さんの文章は、感性に溢れています。

漆器(これも素敵なお話でした)お寺 温泉 酒蔵 紅茶 お豆腐・・・豊かなご家族、お店です。

 

続く→