東京江戸前鮨の利き酒師 鮨かののまりこさんが、不老泉に行きたいとのことで、私もらっきい!ご一緒しました。
ご主人は、なんと松阪の藤原さんという包丁とぎの名人に、マンツーマンで研ぎ方を教わりに行ってはるのです。
そして奥様=女将さんのまりこさんは、亡き斎藤さんのお酒に対する熱い思いに感化されて、滋賀は浅茅生や不老泉や北島のお酒を送らせていただいています。
いつものように、店先にはお母さんのお花の設え。
私はここに来るといつも、このお花に感動し癒されます。
お土産に私もお花を頂きましたので、小川酒店の店先にも飾らせていただきました。
↓このすぐ左に川端があります。柔らかな水です。
木桶の樽と甑。
甑は木樽を使っているお蔵は、滋賀ではほとんどないそうです。
自家製米も3社のみ。お米の性質に合わせて、時間や枯らし期間を調整できるのが魅力です。木槽天秤搾りもしかり。
どれも手間暇がかかりますが、それが不老泉のお酒を造っているのやと言うことを、しみじみ思いました。
そんな自然の造りをしてはる不老泉。やっぱり一味違います。
余談ですが、鮨かのさんご夫婦は、登山もライフワークで、小川酒店もお世話になっている自由人の岩佐十良さんも登山でつながってはりました。