酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

出麹

東京からのお客様が来滋賀ということで、ほんまは ええタイミングで空いているはずが、お酒は生き物。急に濁りの搾りになりました。

普通はこんな臨場感あふれるところに、私たちはいられないのやけど、らっきいらっきい。出麹の瞬間にたちあうことができました。

 

間もなく出麹ですという室。

そしてマッチョな横坂杜氏をはじめ、千喜千輝ねえさんのご子息 ゆうたくんやらが扉を 開けて登場。


仕事開始!

重さを量って、麹を枯らします!

緊迫した空気も ドキドキしながら 味わいました。

感動の瞬間です。

 

もろみも拝見!

今はしっかり冷やしておいて、このあとだき樽で温めて温度をグググっと上げていきます。

元気な酒母

 

これは天秤搾りで搾られ、ええ音のしている新酒。

 

神秘的なすんばらしい時間に立ち会うことができて、鮨かのさんのまりこさん、ありがとうございました。

 

不老泉のお蔵のならではの風景を改めて感じました。

 

お酒造りの入り口と出口。

つまり精米 そして 搾り。

どれも稀有ではありますが、上原さんの造りは丁寧でノスタルジック。

絶対旨いお酒になると思わせる造りの風景でした。