酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

美の祈りと山下清

今日は美術館巡り。信楽のミホミュージアム美の祈りを見にいきました。

心配していた雨も上がり、新緑が美しい。

時空を超える美の祈りの作品が圧巻。

古代オリエント エジプト ローマ ペルシャから日本まで、さまざまな場所と時代に生まれた聖獣 聖樹信仰 東大寺のお水取り 暮らしに込められた祈り もりもり沢山の充実した展覧会でした。

注ぐ器 リュトンも、様々な聖獣が施されていて素晴らしい。

大昔から紀元前から、人々は祈りを捧げて来はったんやな。

祈りの語源は 生宣(いの)り

生命の宣言といきていることへの感謝を表すそうです。

ルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計した建築家 Ⅰ・M・ペイ氏の設計なのやそうです。コンセプトは桃源郷。桜の季節はピンク、そして 新緑の季節にはトンネルが美しい緑色。

その後はぐぐぐ~~~と守山にむかって 佐川美術館 山下清の世界。

 

これまた圧巻でした。どんどん進化していき、画風や色合いが深く味わい深くなっていくのです。

ほんまに画が好きやったんやな。波乱万丈の山下清さん。作品の数もものすごい数。しかも 多岐にわたった技法や描き方で、ぐいぐい惹きこまれていきました。

段々お天気も良くなってきて、佐川美術館の池が水面にキラキラ輝いていました。

お友達のお陰で思わぬ、充実したGWの一日になりました。

ありがとうございました!