酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浪乃音酒造へ

新年早々の朝市は浪乃音酒造さんです。

 

さて充也君が 渾身の想いでチョイスしてくれはったお酒です。

右からあらばしり本醸造。この字は 充也君のひいおじいちゃんが書かはった字。

実はこのあと純米しぼりたて無濾過生ももってきてくれはったんやけど、無濾過生は搾りたてほやほやでまだあばれてはりまして、こっちの方が味がまとまっています。本醸造やしどやろ??論議もありましたが、試飲して美味しいと思ってくれはるやろし これにしましょうということになりました。

 

そして そのとなりは 愛山 純米大吟醸 古壺新酒。

孝さん曰く できた時はあまり美味しいとは言えず、寝かすことによって こないに味しくなったのやそうです。

これはなんと高浜虚子の字。孝さんの従弟のいくろう君のお母さんの俳号も高浜虚子が名付け親なのやて。文華溢れるお蔵。

これは2022年のお酒。温めても絶対美味しそう!!これは高いけど 他にない味わいのお酒なので 一合瓶もご用意して売ろうということになりました。

確かうちの冷蔵庫にも 寝ている愛山があったと、取り出してみたら、なんと2018年!そしてもう一本は2023年。ぎょぎょぎょのぎょです。

続く→