酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

神開 藤本酒造さんへ朝市のお酒選び

3月は久しぶりの神開さんの朝市。

先代が大津絵の高橋松山さんと仲がよかったので、ほんまもんの大津絵が仰山。

今年は辰年なので 立派な龍が飾ってあります。

実は私は 神開さんで この大津絵を見るのも密かな楽しみなのです。

藤本シャチョウメガネをかけて賢そう。

老眼やて(笑)

 

色々なお酒を楽しませていただきました。

スタンダードな吟吹雪 穏やかな6号 華やかな9号

南山田錦の去年は山廃 そして今年はきもとに。

昨年 初生酛と言う名前で初挑戦し いよいよ今年から本格的に取り組まはります。

おもろいのが麹マシマシ 水モト 激辛アルコール度数19度に日本酒度+20!凄い!

あとで蔵旅をした際 あまずっぱいとなべかんむりも


麹マシマシは普通は二割の所七割の麴を使ったのですが、甘味が出ず苦味ばかりが出て、4段を売ってマスキングしはったのやて。

また今年のさらに辛口は、これは山廃生酛ではないにもかかわらず、乳酸を添加するのを忘れはったり、皆正直に面白おかしく語ってくれはる楽しい藤本さん。

 

試みの酒KT901(おもろいおけいはん キテイちゃんと命名)は コハク酸が個性的。貝に合うというちょっと渋い多産系酵母

他にない 食中酒や。これ決定!

続く→