酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

駄知・下石の旅 パート2

16人の大阪から来たおばちゃん連中は、ものすごいパワーで値切る値切る!おっとりした駄知弁のおばさんたちは唖然。でも値切るけどしっかり買うし、陶器市が私らの集団で一気に盛り上がる。(商売気の無いここの人ら、せっかく村をあげての陶器市なのに人がとても少ない!これでは気の毒や)このツアーの醍醐味は晩の宴会の後の、買ってきた陶器のご披露会。人間国宝級のものを買わはった人もいる。みなこの焼き物ツアーを重ねるうちに、目が肥えてきはった。それぞれにええもん見つけはる。私ひとりで行ってたらこの楽しみは味わえない。いろんな素晴らしい美濃焼きが、これを打っている今も脳裏から離れへん。しばらくは夢にも見そう・・・・ええなあ。器やっぱり好きやな。心地よい駄知弁を聞きながら、美しい焼き物を見倒した・・・お腹いっぱい・・でも最後に見た、きりっとした白磁の窯が最後を潔く締めくくってくれはった。白磁もまた美しい。ええ旅させてもろて有難う。

おまけ・・スタンプラリーで、昼食券が当たった。老舗のおすし屋さんでいくらたっぷりのどんぶり。そして胡麻豆腐・茶碗蒸しのご馳走・・・ラッキー!







左から織部・黄瀬戸・還元の織部