酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大槻ゆりさん

今日NHK教育のきらっと生きるという番組に大槻ゆりさんが御出演。ゆりさんはもともと絵を志してはったんやけど、あるとき重症筋無力症、擬性バーター症候群という難病にかかる。色々な壁を乗り越えながらもあたたかいご家族と周りの人達に支え励まされながら、素晴らしい絵を描き続けてはる。最後にゆりさんが言うてはって印象的やったのは、難病になって人に支えられている事に感謝するようになると、色も強烈な単色ではなく、色んな混ざり合って調和した色を意識するようになったし、また絵は自分ひとりで描くものではなくやっぱりいろんな人たちとのかかわりの中で、協力して作り上げていくものだと感じている。努力を忘れず、心意気をもちながら気負いすぎない自分を目指したい。夢は絵本を出すことと自分のことが自分で出来るようになること。そして人にも分けてあげられる様になること。振り返った時、障碍が財産になっている、障碍を越えられるそんな人生が送れたら素敵だろうと思う・・・というようなことを言うてはった。なるほどな・・・・私もご縁でゆりさんとお友達。彼女の作品も店に置かせていただいている。とてもやわらかなふわっとした人。そして絵も同じ。色遣いが素晴らしい。こんな人にお出会いできたことを本当に幸せに思う。これからもよろしくよろしく・・・