酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浪乃音は不滅です!

昨日の続きで・・・・上原さんのあと、浪の音さんへ伺った。

ここは4人ものお子さんがおられるのでその話にも花が咲く。特に今日は辻一の辻さんがもともと私のの二人のぼんのサッカーのコーチだったこともあり、また中井さんのお子さんがただ今サーカーに夢中!そして中井さんご自身も堅田では有名なサッカー少年だったりして・・・・なかなかお酒の話にいかへんやんでもこんなお子さんに対する中井さんの一生懸命な思いは、お酒つくりの話をしている中井さんのきらきらした目と全く一緒で、聞いている私たちはほんまに幸せな気持ちになった。中井さんとその御家族の一生懸命なあったかい生き様に触れて、やっぱりこのお蔵さんは大事にしていきたいなあと思った私。

さて利いたお酒の中で面白かったのは愛山。まさに搾りたてとそして20日ほどった愛山を比べると雲泥の差。搾りたてはまさにばっらばら・・ところがわずか20日でこんなに手を取り合って仲良くまろやかになるんや・・・きっと寝かせても良いし、今も初々しくてこれまたええ感じ。一年もんの純米吟醸の薄にごりは時を重ねたなんとも魅力的な味わい。これもたった9本しかない!ということでそれをゲット。新酒のむろか生原酒もバランスの良い・・でもしっかりとした味。ちょっと先の3月の朝市は卒業入学入社・・とお目出度い月なのではり込んで愛山といま仕込み中の雄町をメインに・・・そして搾りたての純米のむろか生原酒でいきまひょ!ということに相成りました。

チャレンジャーの中井さんは、今年は渡り舟と亀の尾と、倍麹に挑戦されるとか・・・ほんまにこの蔵は永遠に不滅やな。