酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

湖北蔵めぐり!

超多忙の姉御から連絡!この日ならいけるで!!ということで久々の湖北の蔵めぐり。

まずは木之本富田さん。なんかますます眼がきらきらして来はった泰伸さん。
話していても尽きないし、前向きで他の蔵のお酒に対しても耳をちゃんと傾けてくれはる。
こっそり「たぶん15BY」なんて書かれた秘蔵のお酒も教えてもらう。

そして吉田さん。食堂で利き酒大会。吟花のふな口から汲んだお酒。瓶詰めして落ち着いた吟花。そしてその1年モン。雪花の辛口!(これは熱燗にしたら)そしてあの懐かしい雪花(やっぱりこれがええ花嵐のうすにごり新酒・2年モン・3年モン(Sさんも言わはったように雲の上のお酒))夏入道の1年モン(いろんな遊びができる楽しいお酒)。どれにもドラマが生まれました。舌の超えた姉御が太鼓判を押した鮎の燻製には雪花がほわんと包み込んでマリアージュでした。

酉は上原さん。おやっさんのおもちゃのお酒が最初はなんやこれ!っとおもたのがだんだん魅力を増して来ます。その反面、これええやんとおもた試験場の酵母が時間がたつと飽きてくる。次いで感動しりーず。雄町の1年モン生。そして亀亀覇 皇の熟成したモン(これは速醸)。そしてそま天の13BY。何年たったかわからへんというでもたまらない美味しさのお酒(名前も不明)お母さんの破竹の木の芽和えを頂きながら、績さんのにんまり笑顔を拝みながら、ヤンキーすわりの燗つけ大会。・・・私の心はお腹一杯夢一杯

姉御のおかげで、これで何回蔵へ足を運ばせていただいたやろう。おなじみの笑顔や季節ごとの蔵風景が私の中でひとつひとつ積み上げられてきています。快く私たちを迎えていただいて本当にありがとうございました。

姉御の車内のお話もごつうう面白かったで。なんと20匹も鶏を飼ってはる。3匹は卵用。後は食肉用やて~鯰もいて動物園状態。自給自足を絵に描いたみたいなご夫婦姉御とまつ。