酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

梅仕事

芳しい香りを書きながら梅を布巾で拭いていると、赤ちゃんのお尻みたいに愛しくなってきて、その上香りがあんまりええので、つい鼻に近づけて、ええ香りや!!と微笑むことの繰り返し。なので拭くのも倍時間がかかりました。

師匠恵美ちゃんもなっちゃんも心配になって駆け付けてくださいました。ありがとうございました。

夫のお母さんは腐らせると死人が出るから・・・と、とてもまめなお母さんですが、梅干だけは漬けてはりませんのです。でも お二人もおおらかに大丈夫 といってくれはり、ネット※でも心強い言葉に出会いまして、よっしゃ!

※「皆さんが言うカビは産膜酵母ですので気にせずかき混ぜながら漬け込みを続行して下さい。梅の5%に達するクエン酸濃度、塩分が18%以上、この環境下で生育でき・・・る食中毒菌などはいません。産膜酵母だけが何とかがんばって生えてくるのです(^^;)当地方(和歌山)の梅農家さんで、産膜酵母が生えない農家さんは見たことがありません。生えて当然なんです。」

ここにも酵母の力が働いているのですね。発酵は偉大なり。

父もおかげさんで、順調に回復、母の痛みもかなり和らいでいるようです。これも梅の効用かな?

大ばあちゃんは毎年張り切って飛びきり塩の利いた梅干を漬けてはったんやけど、孫の私が再度挑戦!すばらしい梅に失礼にならんよう、美味しい梅干ができますように・・・・

あのう・・補足ですが朝市での恵美ちゃんのお話は9時半からになりました。
遠くのテーマパークに行かなくても、ほらこのすぐ近くに・・こんな暮らしの楽しみ方を知れば、きっとほんまもんの幸せ人になれるよ・・・みたいなお話が聴けます。
聴いているだけで癒される・・そして明日からこうしょうああしょう・・・という気持ちになれるお話です。
お金がなくても幸せになる道はそこかしこに転がっているんですね。乞うご期待!!