近江の地酒を扱わせて頂いている小川酒店としては面白い反応があります。
上原酒造と浪乃音酒造・・・明らかに違うタイプではありますが、売っている私としてはどちらもそれぞれに大好きです。
でもお客さんはおもろいです。
分かれるのです。
どっちかのファンであり、交わりが少ないんですねえ・・・・
で、暮れに浪乃音は苦手・・・というお客さんに冒険をして浪乃音 ええとこどり 特純のひやおろしをおすすめしました。
・・そしたら大当たり!こないにおいしかったんかとうれしい反響。ほっ・・・
一元さんはわかりませんが、常連さんの場合美味しかった!とのお声はもちろんうれしいのですが、そうではない場合もありまして、それがどのようにお気に召さなかったのか?そのあたりが解決の方向にすぐに行けるすべもなく、どきどきひやひやもんです。蔵癖・その歳のお米や温度・作り手の技量・・・・・あなむずかしやでもまたそれがこちらにして見ると良い勉強にもなりますし、また、ああやこうやいいながら酒談義ができるのも 小さな蔵のお酒を扱っている小さな酒屋の醍醐味かもしれませんね。とはいえ、蔵の目指していく方向が確立しているのか・・また迷いながらもどれだけ真摯に向き合っているか・・ということは必ずお酒に反映されてくるんやろうな。
今年もいろんなどきどきひやひやを味わいながら、私のおいしい引き出しを増やして行きたいと思っています。よろしくお願いします。
ええことも悪いこともまるで長年連れ添うた夫婦のように・・・・コメントいただけると嬉しいです