上原酒造さんに行ってこそ味わえる・・しかもタイミングをはずすと味わえないのがこの泡汁。
しかも私らが呼ばれたのがうふふふふふふふ渡り船の泡やったんです。
私が見たときにはもう落ち泡でしたが、なんとも芳しいええ香りが漂っていました。
そして績さん曰く、高泡の時には天井に付きそうなくらい勢いのある泡やったそうです。
なんか眼に浮かびそうなくらい元気なもろみです。泡けしといって泡を取る機械があるのですが、吟醸クラスになるとそれも使わず手作業でとらはるのだそうです。
なのでこの泡汁の美味しいこと美味しいこと・・・・有難うございました。
泡なし酵母がますます増え続けている昨今ですが、ここはほとんど泡あり。
普通酒がまさにものすごい元気な泡で見とれてしまいました。
ここの渡り船は長丁場になりそうです。でも搾れた時がものすごたのしみ
甑倒しをつい先日終えられた上原さんです。おそらく滋賀県でいっちゃん最後だと思われます。お疲れ様でした
※蔵人たちは醪からあがってくる泡のきめが筋泡→水泡→岩泡→高泡→落泡→大玉泡→中玉泡→小玉泡→地と変化するのを見て(面(つら)を見るといわはりました)、醗酵の進捗状態を見極めたのです。
また北アメリカ原産・菊科の帰化植物である背高泡立草ですが(草木染にもよく使います)その様が酒を醸造するときに生まれる泡立ちに似ているからその名前がついたんやそうです。!
ちょっと賢くなりました、