画家 大槻ゆりさんからうれしいお便りが届きました。
なんとあの京都高島屋の文具コーナーにゆりさんのはがきが置かれることになりまして、さらに8日から20日まで5階で作品展が開かれることになったのです。
あなうれしや・・・・・ゆりさんはご自分も難病を抱えられ、またご家族も「病気のアパートメントですわあ」とおっしゃるくらい大変な状況であるにもかかわらず、ものすごい努力家。そしてなんちゅうても前向き。そして家族があったかい。お会いしてもお便りにもいつも感謝とありがとうございますという言葉がちりばめられています。
老子を加島祥造さんが訳した本「タオ・・・道」を読んだところなのですが、
マイナスに見えるものはその中に
大きなプラスを妊んでいる。
突っ張って直立するものは折れやすい。
自分を曲げて譲る人は、かえって
終わりまでやり遂げる。
タオのひとが大地に従うとは
まず、根になること。
根は土にしっかり張って支えている。
本当のエナジーは静かに養われた根から出る。
・・・というところを読んでゆりさんを思いました。そしてこの根っこがしっかりしているのは、ご両親のおかげなんやとお会いするたびに思います。
世の中には、恵まれているのに不平不満ばっかり言うてる人もやはるのに、そんなことを思うとゆりさんはすごいです。絵にも年々磨きがかかって来ています。
またお手紙の最後に
PS、美味しい竹生嶋のお酒、よい絵が描けた日のごほうびに頂いていますが、元気が出ます!よい人よいお酒に出会えてよかったです。
とありました。よりいっそう、うれしゅうなりました。これからもお体大切に美しい世界を描いてくださいね。作品展も楽しみにしています。