酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

法然院

ばやしくんの大学の学園祭近江の地酒布教シリーズによって出会えたAさんは、おいでになる度に心の底が喜ぶようなお話をしてくれはります。で今回は法然院について。ここの住職 梶田さんのお人柄や※サンガ(コブクロ星野道夫もかつてここを使わはったそうな)、境内の環境を生かした「法然院森の教室」のこと、直壇の上に毎日二十五輪の生花を供えはる・・・散華の話などを熱く熱く語ってくれはりました。あまりに熱心に丁寧に伝えてくれはったので、もう半分法然院にいるような心持・・・

で、いつかきっと訪れてみたいとHPを見せていただいたら、ほんまや・・・・・感動!

観光についての法話も大きく頷きました。以下の文です。HPより抜粋

単に「奇麗なものを見てきたね。」だけの感想に終わっていただくことなく、目に見えないものとの交流を持っていただきたいということです。耳を澄まし、香りを聞き、場合によっては舌で味わい、肌で感じ、そして想像力を働かせていただくことによって、場所ごとの風土を実感していただきたいのです。風土は、過去にその土地に関わりを持った人々を含め、様々ないのちの営みによって培われて来ました。 この地に寺を建て、そして今日まで寺を守り育ててきた人の心と出会っていただくこと、そしてその想いの中心に常に阿弥陀佛の存在が確かにあり続けているということを実感していただくことが最も肝要なことだと思います。訪れていただくことが人生の糧になるような寺でありたく存じます。

※サンガについて・・・

私は法然院にご縁のある方々の集いを総称して「法然院サンガ」と呼んでおります。平たくいうと『法然院ファンクラブ』のようなものです。私は寺は開かれた共同体でなければという思いで、当院をコンサート、個展、シンポジウムなどの会場として積極的に提供したり、環境学習活動などを主宰したりし、その結果、様々な集いが当院を舞台に開かれ、活動を通じて親しくなった方々(特にアーティスト)の応援も積極的に行ってまいりました。

法然院には、皆様方の日常とは違った時間が流れていると思います。特に念佛を唱えていただかなくとも、当院に集われる皆様方が、普段とは違う自分を発見していただいたり、○○会社の社員としてではなく、一つのいのちとして他のいのちとのかかわり方を見つめ直していただければ、誠に幸いでございます。


 かなり感動!!!絶対いこっ!Aさん、いつも有難いお話ありがとうございます。次のご来店ではどんなお話を聞かせていただけるのでしょうか・・・・心待ちにしております。