酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

冷蔵庫

この季節になるとつらいのが冷蔵庫。

不老泉さんは火入れもんであっても、純吟クラス以上は冷蔵庫で保管してほしいとおっしゃいます。が、うちの場合夏場はビールも冷やさないといけないし、地酒の種類は増える一方やし・・・・・・。なのですんません。火入れもんは今、常温保管になっています。

そんなことをある人に相談していたら、不老泉のそまの天狗純米吟醸 生。これが半年もの間とあるお店で夏も越して常温放置されていたのですが、恐る恐る飲んでみたらむっちゃ美味しくなっていたそうです。

まあ、これは酒屋がするのはものすご危険ですし、するべきではありませんが、そんな話を聞くと管理と熟成についていろいろ考えさせられます。お酒好きの友人でありお客さんでもあるコアーな人たちはむろか生であってもるんるんと常温放置してはりますし、日本酒バーのヨラムさんももちろんお酒を選んではると思いますが、丁寧に生酒を常温熟成させてはるとも聞きます。

私も一押しの蔵元さん不老泉のお酒は、そうでなくても熟成がゆっくりゆっくりやのに・・・しかも酒質がものすごしっかりしているのに・・・・蔵では0度以下で保管してはります。そこまでせんでももうちょっと温度を上げてもええのでは?いわばミイラ状態で、味わいは変わらへんけどええ熟成もせえへんのではと思うのですが、繊細な熟成のためには、やはり0度という温度が必要なのやそうです・・・・・むむむむ・・・・あなむずかし。

実は今日帰ってくるのですが、父母が旅行中でして・・・・何とかのいぬ間にやないですが、冷蔵庫の地酒のコーナーをこっそり増やしましたんや。これで4種類の一升瓶がゆったりとくつろいでお店に並べられました。今まで複雑な「この奥にもありますラベル」までつけたりして、窮屈な状態やったので嬉しいです。社長にまたぼやかれるやろな・・・・

あ・・・明日朝市です。それと※鞍馬ん口で作石君があのあの隆のお酒の会をしはります。日本酒万歳!皆様是非お越しくださいませ。

鞍馬口降りてすぐ・・・晩 6時から・・・075--415-7342
神奈川から素敵なゲストもきはる予定やそうです。